逸る心を抑えて近づいてみると巨大な自然のモニュメントが迫って来ました。
この滝は落差が96メートルあり、二段になっていますが、
上段の滝はあまり凍っていませんでしたが下段の滝は見事に氷結していました。

橋を渡って滝が眼前に飛び込んで来た時には感嘆の声を上げました。

白猪の滝

そして氷柱一本が人間の背丈程ありましたが、大きな「くらげ」の様な形をしていました。
また、滝の水が一箇所だけ凍らずに霧状になって流れ落ちていましたが、
なんと水が下に落ちて来るまでの間に凍って落ちて来ていました。
そのため、滝壺には巨大なかき氷の様な山が出来ていました。

下段の滝は落差が50メートル近くあるそうですが、滝の流れが左右に広がって広範囲に氷結していました。

それも複雑怪奇な形をして凍っていたのです。

滝が見事に氷結していたのです。

雪道を歩く事30分あまりで念願の「白猪の滝」に到着しました。

2006年1月10日に、愛媛県東温市(旧川内町)へ「白猪の滝」を見に行きました。

また周辺には落ちて来たと思われる氷柱の塊が幾つか埋もれていました。
記念撮影をしている間にも上から氷の欠片が何個か落ちて来ました。

朝5時に家を出て駐車場に着いたのは8時頃でした。
遊歩道には雪が積もっていたので滑り止めのアイゼンを付けて登りました。

途中すばらしい渓谷美に何度も足を停めて雪景色に見入っていました。

1時間ほど滝を堪能した後、帰途につきましたが、帰りの車の中でも話題は氷結した「白猪の滝」で一杯でした。
この日は大満足の一日となりました。


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