2006年5月8日 愛媛県「なすび平」「冠山」「平家平」

下りは四国電力の送電線の点検路に沿って山を降りました。

平成18年5月8日に「カタクリ」の花を見にパソコン仲間4人で「平家平」へ登って来ました。

朝7時に高松を出発して「中七番」の登山口に9時過ぎに着きました。登り始めてすぐに「スミレ」の群生に遭遇しました。

登山道は途中まで木の伐採のために付けられた林道を歩きました。林道終点からは山道となりました。

朝方まで降っていた雨のため到る所に大小の滝が出来ていました。

中腹では「山つつじ」が満開で新緑の中に赤紫の花が一際映えていました。

危険な登山道は慎重に渡りました。

危ない所にはロープが張られていました。

「なすび平」を過ぎてすぐに念願の「カタクリ」の群生地に出ました。

この日は朝から曇りでしたので花がまだ開いていませんでしたが、ちょうどお腹もすいて来たのでカタクリの前に腰を下ろしてお昼ご飯にしました。

休憩が終わってからカタクリを見ると、心なしか花弁が開いて来た様に見えました。カタクリは紫色をしていて、天気が良いと5枚の花弁が反り返る様に上を向くそうです。

優雅な舞をカメラに納めてから「冠山」を目指しました。途中崖崩れの所が何箇所かありロープを伝って渡りました

標高1500メートル付近では「あけぼのつつじ」が満開で鮮やかなピンク色をしていました。

冠山から平家平にかけては笹に覆われていましたが快適な尾根道でした。

平家平山頂で記念撮影

沢では何度かルートを見失いました

麓付近では咲き始めた「石楠花」が暗くなり始めた山に彩を添えていました

 駐車場に帰り着いたのは5時40分頃で、2万4千2百歩も歩いていました。いま来た道を振り返ると、あたりは薄っすらと暗闇に覆われていました。昔、源平合戦の屋島の戦いで敗れた平家はこの険しい山を越えて山中深く逃げのびて行ったのであろうか、、「なすび平」には昔人が住んでいた形跡があるので、もしかしたら、、と思いつつ車のハンドルを握っていました。


住友林業の森では「やましゃくやく」などの珍しい花が咲いていました。

シコクカッコウソウ

クマガイソウ

ヤマシャクヤク

石楠花

inserted by FC2 system