岡山県 三平山

 平成17年1月23日に仲間19人と岡山県川上村、三平山(みひらやま)へ登って来ました。高松からバスで登山口まで行く予定でしたが雪が多くて林道へは入れず、かなり手前からのハイキングとなりました。

登山道入り口で、すでに雪は50センチほどありました。写真を撮ろうとして仲間が深みにはまって出るのに苦労していました。

少し登ると景色が開けて大山が近くに見えていたので記念撮影をしました。

山の中腹では、古い雪は凍っていてその上に新雪が30センチほど積もっていました。新雪は粉雪で、さらさらとしていて、歩くのが気持ち良く感じました。

北風に乗って雪が舞うので樹木には通称「海老の尻尾(しっぽ)」と呼ばれる独特の形をした樹氷が出来ていました。3時間ほど登ると、程なく山頂に着きました。

ここでも大山をバックに記念撮影をしましたが、どうです、、みんな良い顔、雪山に満足したと言う表情でしょう??

山頂は風が強くて寒かったので、少し降りたところでお昼にすることにしました。

上手い具合に樹木の陰が見つかったのでそこでお弁当にしました。

私はポットにお湯を入れて持っていましたので暖かいカップラーメンを食べました。その後、熱いコーヒーを入れて飲みましたが、どちらも美味しかった事。下界では味わえない贅沢だと思いました。

食後すぐ下山を始めましたが、結構急斜面で何度か深みに落ち込みました。

尾根では雪庇を避けながら慎重に下山しました。

途中、下山道を見失ったのでコンパスを頼りに樹林帯の中を一直線に白髪集落まで駆け下りましたが、3時間近く掛かってしまいました。

回送されて来たバスに乗り、湯原温泉で満足感に浸りながら一日の疲れを流しました。


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